【レジェンドオブラウンド】最終151位/レート1702 パルキアとマギアナとお飾りメルメタルと
※普段語尾をぜよぜよつけて話していますが、構築記事では可読性を重視し普通の語尾で話しますぜよ。
予めご了承くださいぜよ
はじめましての方ははじめまして。普段から知ってくれている方はありがとうございます。ゆっくり九郎と申しますぜよ。
普段は最終3桁を目標にランクマッチばかりやっていますが、今回気が向いて参加したレジェンドオブラウンドにて最終レート1700超え、最終順位151位(23勝8敗)を達成しましたので、記念に構築記事を始めて書くこととしました。
最終2桁とはなりませんでしたが、よろしければ読んでいってください。
構築経緯
レジェンドオブラウンドに参加することを決めてから、せっかくなら普段使えない幻ポケモンを軸にパーティを考えようと思いました。
誰を軸にしようかと悩んだ結果、トリル下でほとんどのポケモンより早く、専用技ダブルパンツァーが強力なを使おうと決定。
その後、せっかくだしトリル役も幻枠に統一したら面白いかと考えそこそこ遅くタイプも優秀なが相方に入ることに。
見て分かるように炎も地面も一貫するのでそこを誤魔化せそうなを入れて、これを選出の基本軸にしようと考えた。
後に話すが、この3体のうち、はほぼ使わないことになる。
その後、裏選出として雨を降らしたほうが鋼二匹が動きやすいかなぁという雑な考えでが入り、強いと噂されていたし使ってみたかったのでが入り、ここまでで相手のカイオーガがどうにもならないと気づいて補完枠としてが入ってパーティが完成した。
個体説明
メルメタル
技構成:ダブルパンツァー/地震/雷パンチ/身代わり
特性:鉄のこぶし
性格:勇敢
持ち物:命の球
242(252)-214(252)-164(4)-x-85-35(最遅)
軸でありエースになるはずだったポケモン。
最初の5戦くらいはなんとかマギアナと一緒に出して活躍させられないものかと考えながらやっていたが、「相手のパーティ的にトリルを押し付けても突破しきれないなこれ・・・」みたいなことが頻発しすぎてそれ以降出すことを諦めた。
具体的に言うと、カイオーガ、ホウオウ、ディアルガ、グラードン辺りを押し切れる気がしなかったし、そもそもマギアナと弱点が(当たり前だけど)もろ被りしているため、ダイマを切られたらまとめて突破されるのが目に見えすぎて出せないことに気が付いた。
31戦戦ったうち選出は2回か3回、出した試合は「別にメルメタル以外だしてても勝てたな・・・」という試合ばかりだったので、技構成含め全く練りきれていなかった。
冷凍パンチやストーンエッジがあればもう少し出せたと思う。身代わりとか誰意識か自分でも分からない。
でもこいつがいたおかげでザシアンを呼ばなかったりゼルネアスを呼ばなかったり、逆にカイオーガやたまに見たランドロスを呼べたりしたので見せあい的にいてくれた意味はあったと思う。
選出順位は5位。
技構成:フルールカノン/てっていこうせん/シャドーボール/トリックルーム
特性:ソウルハート
性格:冷静
持ち物:シュカのみ
187(252)-x-135-200(252)-135-76(甘えてV個体)(余4は振り忘れていた)
本構築の仕事人。
最初はトリルしててっていこうせんで繋げてくれればいいかぁくらいに思っていたが、使ってみると存外固い+存外火力があった。
それに気づいてからはメルメタルとの組み合わせ選出ではなく、竜技受け、悪技受けの任に就いてもらった。
結果的にそれが功を奏し、この構築で重めのイベルタルをフルールカノンで飛ばしたり、全体的にフェアリー技の通りがいい相手にひたすらフルールカノンを撃ってボコボコにするなど意外な活躍をしてくれた。
特性ソウルハートとダイマックスの相性も良好で、ダイマを切って一体飛ばした後、そのまま後続を+1状態で殴り倒すなどできたのが非常に気持ち良かった。
ザシアンと同じタイプだが、ザシアン対策があまり刺さらない+本大会でレアキャラだったからか舐められていたんだと思う。拙者も舐めてた。
シュカのみはほとんど役に立たなかったので、次があれば要考察か。
選出順位は4位。ただしメルメタルよりよほどたくさん出しているし、出したら活躍してくれた。
フルールカノンを一度も外さなかったのは偉すぎる。
ホウオウ
特性:再生力
性格:図太い
持ち物:厚底ブーツ
213(252)-150-156(252)-x-174-110(余4は振り忘れていた)
ランクマッチ個体の流用。こいつも余4振っていないのか・・・(今気づいた)
元々は上述の通り鋼2匹の補完役だったが、冷静に考えるとトリルで殴るのに補完役なんていらなくない?となって1回か2回しか選出しなかった完全な見せポケ枠。
本来見てほしかったザシアンはこの構築にあまり出てこないし、クソ重ポケモングラードンには岩技あったら安定しないし、鋼タイプは割とカイオーガの潮吹きでいいダメージが出るし・・・で出すタイミングがほとんどなかった。
ただ、メルメタルと同じくこいつも見せあい圧力としてザシアンの選出を抑制していたと思うし、メルメタルと同じくカイオーガやランドロスの選出を強制してくれていたと思うので、いるだけで役に立っていた感じはあった。
不思議だったのは、こいつやマーシャドーがいても日食ネクロズマがバンバン出てきたこと。
そんなにこの構築に刺さっていないと思ったんだけども・・・
選出順位は堂々6位。
技構成:潮吹き/熱湯/雷/冷凍ビーム
特性:あめふらし
性格:臆病
持ち物:こだわりスカーフ
175-x-110-202(252)-160-156(252)(余4は振り忘れていた)
こいつも余り4振ってなくて草。
雑に入れたら強いかなと思って入れた枠。
後述するパルキアと合わせて雑に強かった。
レート1500台ではカイオーガ対策をボルケニオンでしてるパーティに3回くらいあたったので、それら全部を初手出しの後交換読みヤンキー雷で分からせてイージーウィンしてた。
レート1600台でも、大体初手に投げてあいさつ代わりに潮吹きしてた。
交換で半減で受けられても、後述するパルキアとマーシャドーのSが早かったため彼らが後詰めをしてくれたので雑に使い捨てることができたのが大きいと思う。
このパーティは何故か、(相手の手持ちにいるなら)イベルタル、マーシャドー、黒バドを呼びまくったので、それらの上を取りとりあえず潮吹き出来たこいつは本当に偉かった。
結局ポケモンは上から殴るのが一番強い。
戦術順位は2位。1位とほぼ同率。
技構成:シャドースチール/インファイト/がむしゃら/かげうち
特性:テクニシャン
性格:陽気
持ち物:気合の襷
165-177(252)-101(4)-x-110-194(252)
強い強いと開催前から言われていたがやはり強かったポケモン。
専用技シャドースチールがすさまじく、「相手の能力変化を奪ってから攻撃できる」「身代わり貫通」「霊技威力90」と強いことしか書いていない。
相手の積み技を全否定できるため、カイオーガの対策をDに厚くした日食ネクロズマや龍舞ゼクロムなんかでしていた相手は御しやすかった。
交換されても霊技自体の通りが良かったのでOK。
よくイベルタルに引かれたが、そのイベルタルをマギアナや後述するパルキアで狩れたのがこの最終順位に繋がったと思う。
一回だけゴツメイベルタルに当たって襷を失いボコボコにされた。あれは犯罪。
先制技の少ない+あってもノーマル技の環境にあってがむしゃらの通りも良く、一匹倒した後の後続を強引に削る動きも強かった。
強いて言えばステロを巻かれてしまうと何もできないことがネックだったが、そこはカイオーガを初手に置いたりすることで強引に解消できていた。そもそもステロ巻きポケモンもそんなに多くなかったし。
選出順位は3位。相手に黒バドや日食ネクロズマがいるときは必ず出していた。
技構成:亜空切断/ハイドロポンプ/大文字/雷
特性:プレッシャー
性格:臆病
持ち物:突撃チョッキ
166(4)-x-120-202(252)-140-167(252)
本構築最後の一匹にして最優秀MVP。
この最終順位は間違いなくこいつがいたからだと断言できる。
・最速100族のため、ほとんどの竜を上から殴れる。イベルタルとゼルネアスよりも早い。
・チョッキを着ることで、カイオーガはもちろんイベルタルも止めてくれる
・こちらのカイオーガと相性が良く、雨ハイドロポンプでごり押しがきく
・弱点の竜とフェアリーはマギアナが止めてくれる
・上を取られる相手でも、弱点以外の攻撃ならほぼ全部耐えられるので、一発殴っておければマーシャドーの影打ちやスカーフカイオーガで相手を縛れる
これらの理由により、毎試合ほぼ必ず出していた。
ダイマも大抵パルキアに切っていたので、命中不安もそんなに気にならなかった。
また、通常状態でも試合に影響する外しをほとんどしなかった。偉すぎる。
苦手なザシアンはこのパーティにあまり出てこなかったし、出てきたときはマーシャドーとカイオーガで誤魔化した。
上を取られるムゲンダイナは当たらないことで対策とした。(当たったときは大抵カイオーガが冷凍ビームでなんとかしていた)
選出順位は堂々1位。カイオーガとのゴールデンコンビはこの世代でもそこそこやれた。
選出
95%は+or
黒バドや日食ネクロズマ、ディアルガがいたらをだし、それらがいなくて竜技受けが欲しかったらを出していた。
残り5%は、めちゃくちゃ刺さってると感じたときにを適当に出していた。ダブルパンツァーは一回も撃てなかった。
苦手ポケモン
めちゃくちゃ重い。特にアタッカー型は日照りのせいで満足に弱点を突けず、こっちは地面技の通りが良いのでボコボコにされる。
幸いにして起点作り型が多くほとんどが初手で出てきてくれたので、カイオーガを初手に合わせて強引な潮吹きか初手ダイマックスで対応していた。
最終日のレート1600台後半はそれを毎回やっていた。
マーシャドー以外どうにもできない。
起点作り型であれば初手カイオーガが潮吹きして強引に削ったりで対応した(電磁波を食らっても無振りならまだこちらが早い)が、チョッキ型だったりしたらいよいよ厳しかったので当たらないことを祈っていた。
多分上位勢と対戦していたらちゃんと麻痺したカイオーガを抜けるように調整されていたりしたと思うので、マッチングに助けられた面は大きい。
マギアナ、パルキアで見るようにしていたが、マーシャドーが止められてしまうのがきつかった。
上2匹よりは対処しやすかったが、安易に弱点保険を踏んでしまうと苦しかったので基本ダイストリームで無理やり押し切るようにしていた。
一度も当たらなかったが、一部上位勢が愛用していたらしい。
この構築は積み技らしい積み技がないので、多分突破できない。
当たらなくて良かった。
パーティ的には問題ないが、前述の通り有利なホウオウ、メルメタルをほとんど選出しない=カイオーガ、パルキア選出になる、つまり起点にされ勝てないので選出されないことを祈っていた。
こういうときこそメルメタルの出番なのだが、技構成的にゼルネアスの取り巻きを大抵突破できないため出すに出せない。
マーシャドーがジオコンの上昇分を奪うこともあり大抵選出されないが、ジオコンに頼らないタイプのゼルネアスは出てきて何回か負けた。
スカーフゼルネアスは犯罪。
終わりに
見て分かるように欠陥も多々ありましたが、それでも上手く戦い公式大会でそれなりの結果を残せたので満足しています。
パルキア、マギアナ入りは比較的珍しいようだったので、今後の参考になれば幸いです。
次はランクマッチで結果を残し構築記事を書けるよう頑張るぜよ!
動画もよろしくお願いしますぜよ!
twitterアカウント
@yukkuricrow